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発酵食のすすめ‼ 甘酒を飲んで、『腸活』と『夏バテ対策』をしよう

COVID19の自粛期間に睡眠不足や食生活の乱れなど、何らかの体調変化が起こってはいないだろうか?特に運動もせず、身近にあるお菓子や高カロリーな食事で、体重が増加したのは私だけではないと信じたい・・・。さらに最近、疲れが取れず、体力も減退しているような。


色々と調べる中で、まずは食生活の改善から。
腸は食べ物の消化・吸収・排泄(はいせつ)だけではなく生活習慣病・がん・免疫力の調整など全身の健康に関与している臓器であることが分かってきている。*1)そのため、腸を整える「腸活」が注目されている。


「腸活」に着目したところ、発酵食品がにわかなブームとなっているようだ。
発酵食品といえば、納豆や味噌、醤油、漬物(ぬか)、ヨーグルトなど身近な食材が思いつく。なかでも、お正月など神社の参拝帰りで多くの人が飲む甘酒には、栄養素が豊富だ。


甘酒といっても実は奥が深い。原材料に使われる米麹と酒かすによって大きく2つに大別される。
酒かすから作られる甘酒は、コレステロールの抑制や、血圧を下げる作用のほか、血流改善により体温を高める効果があるようだ。
一方、米麹から作られる甘酒は、酵素を大量に作り出し、米のでんぷんやたんぱく質を分解して、ブドウ糖や旨味を生み出す。
甘酒は米の栄養素が吸収されやすいように分解され、エネルギーの代謝を助けるビタミンB群なども豊富であり、効率的なエネルギーとなる。


これが甘酒が「飲む点滴」であるといわれる所以であろう。
特に疲れているときや風邪を引いたときなどは、免疫力が低下しているので回復効果もある。さらに、甘酒には食物繊維や、食物繊維と同じような働きがあり、血糖値の上昇を抑える「レジスタントプロテイン」が豊富である。
腸内細菌叢(腸内フローラル*2))の善玉菌の餌になるオリゴ糖も含まれいる。
腸活をすることで、美肌、見た目の若々しさ、ダイエット効果、アレルギーや風邪の予防やその改善、メンタル面の健康、睡眠改善など、健康にも美容にもメリットがたくさんあるようだ。
そこで、何事も本格的に始めてみようと発酵機を購入した。
タニカ電器販売という会社の醸壺(かもしこ)を買ってみた。

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タニタ電器 醸壺(かもしこ)

カラーは、ホワイト・レッド・ブラウンの3色。
一定の温度を保ち、タイマー機能が備わっているシンプルな機能。発酵には重要な要素だ。早速、米麹を使って甘酒を作ることに。

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①乾燥米麹500gを容器に投入②水を750㎖を投入③麹が膨れたため、途中、水を100㎖追加④よくかき混ぜる

発酵には、60℃でタイマーを10時間にセット。次回、甘酒が上手くできたかレビューしたい。

【参考】
*1)腸内細菌と健康 e-ヘルスネット(厚生労働省
*2)腸には100兆個以上の菌が存在する。種類は善玉菌が約2割、悪玉菌が約1割。腸内バランスによって、優勢な方を応援する日和見菌が約7割といわれている。